石製キャッシュトレーへの彫刻加工。新規オープンの美容室様からのご依頼
ご覧いただきありがとうございます。東京都内のお墓専門店、協和石材工業所の笹本です。今回は少し珍しいご依頼として、新しくオープンされる美容室様より、石製キャッシュトレーへの彫刻加工をお任せいただきましたので、その様子をご紹介いたします。
石キャッシュトレー彫刻
今回のご依頼は、私の知人の方がお店を新しく出されることがきっかけでした。お客様がご自身で探された石製のキャッシュトレーがあり、「このトレーにお店のロゴや文字を彫刻できないかな?」というご相談をいただいたことから始まりました。お墓への彫刻と同じように、石材へ文字を刻む技術を活かした施工ではありますが、キャッシュトレーへの加工は初めての経験でした。
こちらは、実際に彫刻するキャッシュトレーです。まずは採寸して、彫刻するデザインを決定します。横幅は20cm、縦10cmほどの大きさです。御影石とは異なる風合いの素材で、落ち着いた色合いと質感がおしゃれなトレーです。
キャッシュトレーの裏側を採寸している様子です。すべり止めが四隅についています。彫刻可能な箇所のサイズを確認して、彫刻するデザインを作成してもらいます。

彫刻内容
こちらが彫刻内容です。デザインについては、美容室様側のデザイナーさんが原稿を作成され、弊社ではそれをもとに加工データを製作しました。店舗で使用するインテリア性の高いアイテムということもあり、文字の大きさや配置バランスについても細かく確認しながら進めています。
彫刻加工が完了した状態です。今回の加工には、弊社でもお墓の戒名彫刻などで使用している「サンドブラスト」という技術を用いました。圧縮した砂を吹き付けることで石材を削り、文字や模様を彫刻する方法です。細かな文字でも美しく仕上げられるのが特徴ですが、今回は石の厚みがあまりなかったため、通常以上に慎重な調整を行いながら作業しました。深く彫りすぎると破損の恐れもあるため、少しずつ確認を重ねながら加工を進めました。
完成後、実際に美容室様へ納品させていただきました。店舗の雰囲気にもとてもよく馴染んでいます。石材ならではの重厚感があり、お店のロゴ彫刻も美しく映える仕上がりです。お客様にも、「来店されたお客様からも評判が良い」と大変喜んでいただくことができました。石材に直接お店の名前を彫刻したキャッシュトレーは珍しく存在感があって、洗練されたおしゃれなお店の雰囲気にぴったりですね! 初めて扱う素材ということもあり、加工前には慎重に検討を重ねましたが、無事きれいに仕上げることができ、お客様にもご満足いただくことができて安心しております。このたびは、ご開店おめでとうございます。今後のご発展を心よりお祈り申し上げます。ご依頼いただき誠にありがとうございました。
今回は、キャッシュトレーへ彫刻を行った珍しい事例でした。弊社ではこれまでにも、表札やお骨壺など、さまざまな素材への彫刻加工を行っております。また、お墓への文字彫刻で培った技術は、石材製品全般にも応用することができます。特にサンドブラスト加工は、細かな文字やロゴなどもきれいに再現できるため、今回のようなアイテムにも適した技術です。「こういったものに彫刻できるだろうか」といったご相談でも、まずは現物を確認しながらご提案させていただきます。石材に関することでお困りの際は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。



