世田谷区の寺院墓地にて、大谷石の土台が朽ちてしまった丘カロートのお墓を御影石へ建て替え

ご覧いただきありがとうございます。東京都内のお墓専門店、協和石材工業所の笹本です。世田谷区の寺院墓地にて、大谷石の土台が朽ちてしまった丘カロートのお墓を、御影石で建て替えさせていただきましたので、ご紹介いたします。

 

世田谷寺院墓地 建て替え 土台623 石碑688

 

いつも当社がお世話になっているお寺様にお墓をお持ちのお客様が、「お墓のことで気になっていることがあるので見てほしい」と、お参りに来られた際にお立ち寄りくださいました。さっそくご一緒に確認に向かいました。

 

こちらがご相談のお墓です。かなり昔に建てられたもので、特に大谷石で作られた土台部分の風化が激しく、ボロボロになっていました。お隣のお墓にもご迷惑がかかってしまっているのでなんとかしたいとお困りでした。

 

土台部分は石が朽ちてしまっているところもあり、リフォーム等は難しそうです。お客様は、周りにも増えてきている御影石のお墓に建て替えたいとご希望でしたので、図面を作成してご提案し、工事をお任せいただけることになりました。

 

工事に入る前にお寺様にお経をあげていただいて、ご遺骨を取り出しました。古いお墓を取り外し、完全に更地に戻して基礎工事から開始です。土を掘り下げてからしっかり地固めをして・・・

 

基礎コンクリートを流し込んで、表面をならしていきます。しばらく養生期間を置いて基礎が完成したら、墓石の据え付けに入ります。土台となる納骨室から組み上げていき、その上に石塔を設置したら完成です。

 

すっきりとした白御影石の和型墓石です。これまでのお墓と違い、現代の技術が採り入れられたお参りのしやすいお墓です。

 

白系の石がいいというご希望で、費用面等も考慮しながら比較的お求めやすくて質の良い中国産の白御影石を使用しました。以前のお墓は正面がお題目でしたが、今回はご希望でご家名を入れています。塔婆立ても御影石製です。全体的に、周りのお墓と調和するサイズ感としました。

 

丘カロートと呼ばれる納骨室部分も白御影石で製作しています。手前中央にある拝石(前壁部分)を手前に倒して取り外すと、その中が納骨スペースになっています。間口も広くお墓の敷地自体が広いため、その分納骨スペースも広く確保できました。花立は落とし込み式でステンレス製の花筒が入っており、お水の交換の際は取り外して丸洗いすることができます。香炉の線香皿もステンレス製で洗えるので、清潔で見た目にもきれいです。

 

ご納骨式にはご親戚様がたくさんお越し下さり、皆様喜んでくださっていました。以前のお墓よりかなりお参りしやすくなっていると思いますので、これからも気持ちよく、末永くお参りいただければ嬉しい限りです!このたびは当社にご用命いただきまして、ありがとうございました。

今回は、大谷石の土台部分が朽ちてしまったお墓の建て替え工事でした。大谷石や白河石など、安山岩系の石で建てられた昔のお墓は周りにもたくさんありますが、長い年月で風化が進んでしまって崩れそうになり、心配されてご相談いただくことも多いです。石の状態がよければ修理も可能ですが、状態によっては建て替えた方がよいケースもありますので、その見極めをしっかり行った上で、お客様のご希望やご予算等に応じて修理・建て直し等の選択肢をご提案いたします。ご心配な方は、まずはお気軽にご相談くださいませ。